2.2.2 ROMライタによる,H8へのマシン語プログラムの書き込み
6.ROMライタでH8に書き込み 次に H8のROMに Ledon.mot ファイルを書き込みます. 書き込みを行う前にパソコンとドライバモジュールを USB-シリアルケーブルとシリアル-シリアルケーブルで接続します.そして,USB-シリアルのドライバをインストールして下さい. 注意 :モード切替スイッチは電源スイッチが OFFの状態の 時にのみ ON/OFF操作をして下さい. |
1. モジュールボード の電源スイッチを OFF,モード切替スイッチをONの状態にします.書き込み作業が終わるまで,モード切替スイッチはONのままです.また,電源がONの時はSW-7のON/OFFの切り替えは行わないで下さい. 2. H8WriterTurboフォルダ内のh8wt.exeをダブルクリックしてフラッシュメモリ書き込みソフトH8WriterTurboを起動します. 3. H8WriterTurboを起動すると図2.6の画面が現れます.ターゲットのデバイスは「H8/3052F」,通信の通信ポートはコントロールパネルで調べた通信ポート,通信スピードは115200bpsに設定します.また,ファイルの関連付けを行います. |
4. 設定が終わったら,モジュールボードのモード選択スイッチを BOOTにして電源スイッチを入れ,.motの拡張子を持つファイルをダブルクリックするとフラッシュROM書き込み用プログラムの転送が図2.7のように,開始されます. |
5. フラッシュ ROM書き込みの進行状況は画面にパーセントで表示されます.そして書き込みが終了すると,図2.8のように終了画面が表示されます. |
6. 書き込みが終わったら,モジュールボードの電源スイッチをOFFにし,その後にモード切替スイッチをUSERにします.プログラムが小さいと進行状況が一瞬で消えてしまうことがありますが,これは書き込みが無事終了したということです. 7. 書き込みプログラムを終了させます. 以上で, H8にプログラムを書き込む作業が終了です. |